一緒に歩いていると自然を腕を組んでくる彼女。
僕の顔を覗き込み楽しそうに笑顔を見せてくれる。
さっき見た映画の話に夢中になっている。
僕は彼女の話に相槌を打ちながら女の子はよくしゃべるなと思っていた。
自動販売機の横を通り過ぎようとしたときにお茶を買いたいという彼女。
僕が電子マネーを準備していると自動販売機の脇でコーラを飲んでいるサラリーマンがいた。
僕はピッと携帯をかざしお茶をとり出し彼女に手渡した。
そしてサラリーマンの全身を見た。
何年も運動はしていないだろう、絵にかいたようなだらしない体系だ。
スーツはダボダボしていてだらしない以外の言葉が見つからなかった。
髪の毛がべったりと額にへばり付き汗をワイシャツの袖で拭いていた。
見るからに仕事はできないだろう。
僕達はその場を去った。
歩きながら僕は思った。
あの人に彼女を抱かせたい‥
実現はできないだろうが彼女はどう思ったのだろうか。
僕はさっきのだらしないサラリーマンのことを彼女に聞いてみた。

もし僕があの人とやってって言ったら‥

むーり!ぜったいむり!
彼女は僕が全ての言葉を言う前に遮るように言った。
そうだよな‥あんな人無理だろうな。
しかし冷静に考えてみる。
僕がエロ遊びをするときのおじさんはもっと気持ち悪い人もいる。
彼女の中では本能的に絶対に無理な部類の人種なのだろう。
今、彼女はエロモードではない。
エロスイッチも入っていない。
冷静に考えられるからこそ絶対に無理なのだろう。
もし僕がネットで募集をかけるならあのサラリーマンのような人を召喚する。
出会う方法が違えば彼女はあのサラリーマンに抱かれることになったわけだ。
内心嫌だと思っている彼女を気持ち悪いおじさんに抱かせるのは興奮する。
嫌な反応はしないが内心嫌だと思っている彼女をおじさんに抱かせるプレイは辞められない。
彼女と解散したらさっそくネットでおじさんを集めなくてはという謎の使命感に見舞われた。
僕が連れてきたおじさんを彼女に紹介すると彼女は僕の顔を潰さない様に良い女の振る舞いをする。
単独さんに褒められる行動をすると僕に褒められるからだ。
彼女が良い女だと思われることで僕は満足感を得る。
単独さんに羨ましいと思われるとさらに満たされる。
僕は彼女が単独さんに弄ばれているところを見れて幸せ。
彼女は僕が喜んでいるから頑張る。褒められるから幸せ。
単独さんは、人の女を抱けて幸せ。ただ美味しいだけ。
これってみんな得だよね?win-winじゃん。
社会貢献だ。
今日も僕は世の中の平和のために性欲処理の相手がいなくて困ったおじさんを探している。




コメント
そのリーマンと私はどちらがキモかったですか?
滲み出る内面の気持ち悪さも考慮するとゴブリンの圧勝かな。無敵。