欲望の正当化

エロ遊び

胸の奥がざわついた。

理由は聞かなくてもわかった。

彼女はいつも、僕に褒められたくて無茶をする。

その健気さが、愛おしくて、そして危うくて

同時に、どうしようもなく僕を高ぶらせる。

彼女は何も語らず、ただ視線を伏せる。

その沈黙が、想像を掻き立てる。

見えない時間、触れられていたであろう温度、ヘアトニックの残り香。

嫉妬と興奮が入り混じり、喉が渇いた。

僕のために、という言葉が頭をよぎるたび、罪悪感は快感にすり替わっていく。

近づくと、彼女の呼吸がわずかに乱れる。

僕の視線に応えようと背筋を伸ばす仕草が、胸を強く打つ。

頑張ったね

と言うべきなのに、声が震える。

彼女の存在そのものが、僕の欲望を正当化してしまうからだ。

抱き寄せた瞬間、彼女は小さく息を吸い、僕の胸に額を預けた。

守るべきなのに、手放したくなる。

愛おしいのに、雑に扱いたくなる。

彼女が僕を喜ばせようとし続ける限り、僕はこの高鳴りから逃げられない。

興奮と愛が絡まり合い、僕は彼女を押し倒した。

コメント

  1. kou5968 より:

    耽美。お二人の心情と興奮が詰まっていて、この記事に最高に興奮しました。

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