彼女のタイプは身体の引き締まった男だ。
ガタイが良く守ってくれる頼りになる男。
広い肩幅と力強さに甘えたい。
女性として当然だろう。
僕は彼女がどんな男性が好きか知っている。
彼女のタイプを聞かされた時は嫉妬した。
彼女は寝るなら体を鍛えている人がいいと思っている。
その考えに嫉妬した。
なんかムカついた。
だから僕は彼女の真逆の人間を与えることにした。
僕が集めるのは腹の出たおじさんばかり。
小汚いおじさんばかり。
彼女のタイプとは真逆である。
高価なシャンデリアの下でシャンパンを空ける。
お金の力で彼女を落とそう通い詰める常連客達。
そんな成金社長達をひらりひらりと交わしてきた彼女。
夜の蝶の頃の彼女はとても輝いていた。
一晩30万円で口説かれることは何十回とあった。
家を借りてあげると言われたこともある。
タワーマンションの最上階の合鍵を渡されたこともある。
月に100万円で愛人になってほしいと言われたこともある。
それでも彼女は客とは寝なかった。
そんな彼女が今はどうなったよ。
僕の思い通りになった。
僕がネットで集めたどこの誰だかわからないおじさんに貸し出されるようになった。
僕と付き合う前は8人だった経験人数は50人増えた。
彼女のタイプは鍛え抜かれた体の男性なんだ。
嫉妬から僕はだらしない体のモテないおじさん達に彼女を抱かせることにハマってしまった。
彼女は僕の趣味を理解してくれたが別に他の人とやりたいわけではない。
心の中ではどうせやるなら若いマッチョが良いと思っている。
そうはさせない。
心の中では僕以外の人とやりたくないと思っている彼女が
初めて連れてこられただらしない体のおじさんの股の下に跪き、後ろから入れられて串刺しにされている。
挙句の果てには

なかなか良い便器でした、ありがとうございました。
また使わせてください。
なんて言われる始末だ。
僕がいつもお世話になっている人だと紹介されて失礼が無いように接する彼女と、突然えっへんと得意げになるおじさん。
若いマッチョがいいんだろう?
わかったよ。
またおじさん呼んでくるからね
おじさんとベロチューしてる彼女を見るのがたまらなく興奮するんだ。
得体の知れないおじさんに串刺しにされている君が一番美しいよ。
腹の肉をたぷたぷゆらしてさ。
これからも理想と現実のギャップを楽しませてもらうよ。
大好きだよ
僕は悪い彼氏だ。



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